宍道サバゲーPARK DANDANの成り立ち

奇跡的なタイミングの出会い

サバゲーでまちおこし

毎年行われる宍道町アイデアプレゼン大会。そこで飛び出したアイデア…それは

「サバゲーでまちおこしができんだぁか?」

※写真は社会実験開始後の、宍道サバゲーPARK DANDANはこんな活用ができますという発表をしている様子です

サバイバルゲームは屋外で行い、近年では愛好者が増加傾向にあります。都会では週末のアクティビティとして、ボウリングやカラオケに並ぶほど市民権を得ています。
もし宍道町にサバゲーフィールドがあれば、県外からの利用者も増え、町の活性化につながるのでは?と考えられたのでした。

利活用の減った古墳の森を再生したい

それと同じ時期に、松江市の方では利活用の減った宍道総合公園古墳の森の管理について頭を悩ませていました。

なんと直近のケビン(施設内の宿泊施設)の利用客は年間で2組。

草刈りや敷地内インフラの維持にはもちろん管理費がかかります。せっかくお金をかけて維持管理をしているのに、利用客がほとんどないのはもったいない…公園愛護団体も高齢化しており、この先どうなってしまうのか。何か良い利活用方法はないものか。

サバゲーを開催する場所を探していた若者

そこに現れたのは今現在フィールドオーナーを務める代表の川上。

オーナー川上

サバゲー歴20年、フィールド運営歴8年というサバゲーを愛して止まない若者が、新たに松江市でサバゲーフィールドを設立できないか常にアンテナを張っていました。転職してみたり、個人事業主として独立してみたり、色々な方法を模索しておりました。そんな時に、先ほどの宍道町でサバゲーでまちおこしをしてみたいという話しに出会ったのです。

社会実験としてスタート、プレオープン

2021年11月1日から古墳の森を占用

様々な話しを経て紆余曲折もありつつ、2021年11月1日から宍道総合公園古墳の森を弊社が運営会社として占用することになりました。まちおこしを主体で行うのは宍道町で地域振興団体として活動する「瑞風」とまちづくりの会です。そこに弊社がサバゲー部として所属し、一緒に古墳の森の再生と、まちおこしを行っていくことになりました。

草刈り、腐食した樹木の伐採や剪定など、宍道公民館の館長や地域振興課の方々のご協力も得て、整備を進めました。

資金調達にクラウドファンディングを実施

クラウドファンディングのトップ画像

今回のフィールド作成に伴う資金調達は、自己資金や借入れ、クラウドファンディングで調達しました(利用サービスはcampfire)。古墳の森占用料金は、社会実験のため免除であるものの、運営にかかる資金は弊社で補っております。

プレオープン前後ではクラウドファンディング以外での寄付や協賛金など、合計で150万円もの資金が集まりました。この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。調達した資金は、よりフィールドを快適にするための設備投資に主に使用します。

上定松江市長をお招きし、2021年11月28日プレオープン

2021年11月28日、上定松江市長、各支所や地元の方々などをお招きしてプレオープン記念式典を開催しました。老若男女問わず楽しめる、屋外で密も避けられる、今後は県外からの集客により地元の活性化が図れるということが伝わったのではないかと思います。
私たち2人も、上定松江市長から激励のお言葉をいただきました。

目的は人のつながりを生みだす、チャレンジを続ける

サバゲーでつながる

元々サバゲーには「人のつながりが生まれる」という魅力があります。川上は長いサバゲー歴の中で、様々な人たちと出会い色々な経験を積みました。今回の古墳の森のように、まちおこしへの貢献になれば、サバゲーを通じて地域振興につながるという大変有意義な取り組みになります。

夢を諦めなくて済むように

代表の川上も、この記事を書いている私加瀬も、松江市出身の松江市育ちです。二人とも褒められた経歴ではないですが、やりたいことをやる、という気持ちが人一倍あります。松江は大好きですが、やはり地方で過疎化が進む地域であることは間違いありません。何をするにしても選択肢が少ないこの地元で、自分たちのようにやりたいことを実現できるように、チャレンジする人の応援もしていきたいと思っています。

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2022年2月18日